考えていたかというと、「一瞬で人のココロをもっていくもの」です。
ようするに演技のこと。
ぐーるぐーるチャンネルを回している人が、ふと手を止めてしまうような演技を魅せねばならんのです。
ってのを考えて、今までみた映画や舞台で、がっつりやられたものを思い出してました。
真っ先に浮かんだのは、劇団しんかんせん(あえて平仮名。)さんの、おぼろの森に住む鬼。(またまたあえての平仮名。検索避けだよ!)
舞台でありながら滝と川にマジもんの水を使ったあの演出。恐れ入った。
最後の滝のシーンが忘れられないのです。おにいちゃんが死ぬとこね。滝の水がばっしゃーんってなって、刀で切られた軌道が赤くなって、お兄ちゃんが死ぬ。
あれはすごかったと思う。まじで。あべさだをさんの演技もものすごくって、あの舞台はたぶん一生忘れない。忘れないんじゃなくって、忘れられない。
舞台をあっちへこっちへ駆け回るあべサダヲ、可愛かったなああああッ!!!!
劇団四季のアイーダ。
主役たちよりも悪役側のゾーザー軍団にマジ惚れしたのは言うまでもない。あの衣装は反則だ。まじで反則だ。ひらっひらするんだよおおおダンスの時にいいい!!動きがとても出てて「あ、くそ、やられたッ!」と思った。
結末も好きでした。生き埋めをさてどう表現して魅せるのかしらと思ったら、なるほどそうきたかぁ。みたいな。
どこまでも憎めなかったライバルの姫。一番切なくて一番優しくて一番辛かったのはあの姫さまだと思うんだ。
でも泣いたのは、アイーダの身代わりが死んだとこだった。(オイ)
身代わりが連れてかれて、悲鳴だけが聞こえて、皆が鉄格子に駆け寄って大泣きするシーン。
うわ、って、思ったんだ。いや何となく読めたけどね、一人だけアイーダと髪型同じだったから。(爆)
友達は、アイーダを皆で崇める、あの中盤のシーンで泣いていた。あれだけの人の希望を背負うって、ううん、重たいなぁ。
次もまたしんかんせんさん。ご免状。
堤しんいちさんが主演をされた舞台で、時代物。
殺陣の動きで、こう、たまに、こう、ふんどしがチラリするのにハァハァした。(おまッ、)
着物の動きがあってこそのチラリなので、どっちかっていうと布の動きに魅せられたなぁ。
田中まゆみさんが息子さんとご一緒に出演された舞台。
声優さんが声の演技でなく舞台の演技をどうなさるのだろうと思って、楽しむよりも勉強しに見に行った。チケットは関係者割引ですヤッホー!!
観客席にフツーにアイドル声優さんが居て吹いた。(バレますよっ…!)
「くじらさん出るんだよねぇ。」「…え?さっきからずっと出てるよ。」「え?」
ナチュラルに男性役でした。(喀血)き、気付かなかった…
田中まゆみさんも、最初は男性役で出ていらっしゃったので、おおお船長じゃ船長じゃ!と思いながら、男装してらっしゃる田中さんを見上げる。ううん、お若い。
実は女でした☆な設定。くっそー。可愛らしい人だよ!
舞台をやってみたい気持ちはあるけれど、いつもお誘いを受けるたびに断ってしまう臆病者。
嗚呼、でもそんなだから、専門に居た頃よりも演技力が落ちてるのかなぁ。
むっしょーーーにゾーザー軍団のダンスシーンが見たい。やばい。
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