きっとね。『死』は目に見えないけど、足元に転がってるんだよ。
躓いたら怪我しちゃう。
でもそれは、まだマシで、
躓いて、転んだら。
お見舞いに、行くつもりだったのに。
お葬式に、なってしまった。
そう言った時のキミの声の小ささだとか、
時々聞こえる、鼻をすんすんする音だとか、
私は相変わらずちっぽけで
パソコンをいじってた。
私は何も知らなかったけれど
あの子から、話は聞きました。
同じ年、なんだよね。
何がどうなって、その子が、そうなったのかは、判らないけれど
今思うと、私はとても無神経でした。
ごめんね。
あんまり無理しないで、ゆっくり、かえっておいで。
その子の事を知ってる人達としか共用できない気持ちがあると思う。
私には出来ない事だから
ね。
…無くすのも失くすのも亡くすのも、嗚呼、
痛い、なぁ。
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